夏におすすめのクレンジング料の選び方と使い方のコツ

夏におすすめのクレンジングを行う女性

今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の

「夏もクレンジングで肌荒れのリスクが!上手な選び方と使い方」を参考に、夏のクレンジング料の選び方や使い方で気をつけたいポイントをご紹介します。

夏の季節的な特徴と肌悩み

・最大の紫外線量

メラニンが過剰にできて日焼けによるシミ・ソバカスが目立ち、紫外線ダメージでメイクや日焼け止めが酸化しやすくなります。さらに、バリア機能を低下させて乾燥肌の原因にもなります。

・肌老化の進行

光老化の主な原因であるUVAを浴び続けると、真皮層の線維芽細胞やコラーゲン、エラスチンなどがダメージを受け、肌老化が進みます。

肌のハリがなくなり、顔のたるみやほうれい線、しわ、たるみ毛穴が目立ってきます。

・エアコンの使用

急激な温度変化、部屋の乾燥、吹き続ける冷風の影響で、お肌の角質層の水分が蒸発し、乾燥肌やインナードライ肌になります。

・過剰な汗や皮脂

皮脂分泌の量が増えると、毛穴の開きや角栓、いちご鼻のリスクがあります。

また、汗を大量にかくことで、乾燥肌が進んだり、pHが急変して皮膚常在菌や顔ダニのバランスが崩れたりします。

夏におすすめのクレンジング料の選び方と使い方

選び方のコツ

・エイジングを意識する

加齢で、セラミドや天然保湿因子が減ると乾燥肌になり、肌老化が進みます。夏に限らず30歳を過ぎたら、エイジングケアを意識したもの、ダブル洗顔不要のものを選ぶことが大切です。さらに、夏でもシワやほうれい線が気になる場合は、抗酸化成分配合のクレンジング料がおすすめです。

・肌質や肌状態に合っている

肌質は、普通肌、脂性肌、インナードライ肌、乾燥肌などさまざまです。また、夏は、この季節特有の環境で肌にダメージを受けやすく、皮膚の薄い目元や口元は特にダメージを受けやすくなります。だから、どんな肌質でも乾燥肌や敏感肌でも使えるお肌に優しいクレンジング料がおすすめです。

夏でも肌悩みがある場合は、それに合ったものを選びましょう。

・毛穴汚れを落すことができる

夏は、汗などで顔も汚れやすく、皮脂分泌も多いので、メイクや毛穴の汚れをしっかり落とせるクレンジング料がおすすめです。

おすすめのクレンジング料のタイプ

・ジェルタイプ

なめらかなテクスチャーで使いやすく、摩擦によるお肌の負担が少ないクレンジング料です。中でも、水性のオイルフリータイプのクレンジング料が最もお肌への負担が小さいので特におすすめです。

・バームタイプ

クリームタイプとオイルタイプのメリットを活かした、お肌への摩擦が少ないクレンジング料です。中でも、ラウロイルグルタミン酸Naなどのアミノ酸系界面活性剤が主な洗浄成分のクレンジング料がおすすめです。

・油脂系オイルタイプ

アルガンオイルやコメヌカオイルなど、界面活性剤フリーで優しくて洗浄力も十分なクレンジング料です。

クレンジング料の使い方と気をつけること

クレンジングは正しい分量を守り、優しい力加減で行い、クレンジング後はすすぎ残しがないように素早くすすぎましょう。

クレンジング後は素早くしっかり保湿を行うことが大切です。高保湿成分配合の化粧水や美容液などを使いましょう。

クレンジングだけでは肌のゴワゴワが気になる場合は、酵素洗顔を取り入れてもよいでしょう。

また、紫外線対策も重要です。日焼け止めや帽子やサングラスなどのファッションでの紫外線対策を行い、ビタミンACEを含む果物や野菜を積極的に摂って紫外線のアフターケアをしっかり行うことも大切です。

まとめ

夏のクレンジング料の選び方や使い方で気をつけたいポイントをご紹介しました。

夏は、皮脂や汗でメイクの酸化や汚れが気になる一方、紫外線ダメージやエアコンの影響、汗、ストレスなどでお肌は弱りがちです。だから、優しいクレンジングでお肌を守るとともに、しっかりメイクや汚れを落すことが大切です。

この記事を参考に、夏におすすめのクレンジングを行い、夏のダメージに負けないお肌を保ちましょう。

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