いちご鼻の正しいケア方法とは!?

毛穴ケアはエイジングケア?

いちご鼻は、若い世代だけでなく、エイジングケア世代の女性にとっても深刻な肌悩みですね。
はたして、いちご鼻の原因や目立ってしまう要素は、何でしょうか?

また、ほんとうに正しいいちご鼻解消の対策とは、どのようなものなのでしょうか?

雑誌やwebサイトでさまざまな治し方が紹介されていますが、効果があるのかどうか、不安になることも多いのでは。

そこで、ナールスエイジングケアアカデミーの「いちご鼻の原因と正しい治し方。噂の改善対策を検証する!」の記事を参考に、いちご鼻や毛穴の黒ずみのケア方法や治し方をご紹介します。

いちご鼻とは?また、その原因は?

いちご鼻とは、鼻の表面の毛穴に多量に分泌された皮脂や古い角質がびっしり詰まって角栓となり、それが酸化して黒ずみ、毛穴が目立ってしまうお肌のトラブルのこと。

鼻が、まるでいちごの黒い種のようにブツブツに見えることから、「いちご鼻」と呼ばれます。
不要な角質や皮脂が毛穴に詰まることが大きな原因で、予防や改善の対策には、原因を取り除くことが大切です。
また、もともとの肌質がオイリー肌であったり、睡眠不足やストレスによる肌あれ、脂分の多い食事習慣なども原因と考えられています。

いちご鼻を悪化させるスキンケアって?

いちご鼻を改善するため、肌に現れている症状だけを取り除こうとして、誤ったスキンケアをしてしまうことが多いので、注意が必要です。
やってはいけないスキンケアをご紹介します。
1)刺激の強い毛穴パック
いちご鼻にある角栓を無理やり取り除くと、開いた状態の毛穴にさらに汚れが詰まってしまうことがあるので注意しましょう。

2)過剰なクレンジングや刺激の強い洗顔

いちご鼻の原因が、過剰な皮脂分泌だからといって、クレンジングや洗顔で皮脂を取りすぎてしまうと、かえっていちご鼻を悪化させる原因になってしまいます。

なぜなら、過度に皮脂を取れば、お肌が乾燥してしまうことを避けるため、防御機能で皮脂分泌が続けようとする力をはたかせるからです。

3)毛穴の詰まりを力技で押し出す
いちご鼻に詰まった毛穴の汚れや角栓を、力技で無理やり取ってしまうことも、やってはいけません。
場合によっては、いちご鼻以外の問題も起こってしまいます。
ピンセット、コメドプッシャー(角栓取り専用器具)などで毛穴の詰まりを無理に押し出す除去方法は、上手な技術がなければ適切にできない場合が多いので、避けましょう。

いちご鼻のケアは正しい洗顔がポイント

いちご鼻のスキンケアにおいて、大切な第一歩が洗顔です。

いちご鼻を予防したり、改善するための洗顔方法の基本をご紹介します。

●洗顔の前に蒸しタオルを使う

洗顔の前に蒸しタオルを使って、角栓や汚れで詰まった毛穴を開かせましょう。
そうすると優しい洗顔でも、角栓を除去できていちご鼻の改善が可能です。

●良質な泡による洗顔

泡と肌の接触面積が広くなることで、刺激が少ないながらも効果的に汚れを洗い流すことができます。
良質な泡であれば、指では届かない肌の凹凸部分や毛穴の黒ずみにまでアプローチして、つまった角栓や皮脂をやさしく取り除くことができるのです。
●酵素洗顔も改善に効果

角栓は、たんぱく質が70%なので、それを分解する酵素洗顔を上手に取り入れることもよい選択肢の1つです。
ただし、酵素洗顔もいちご鼻の治し方の根本的な対策ではないことを理解しておきましょう。

●クレンジング選びも大切
クレンジング料は、クレンジングジェルやクレンジングミルク、クレンジングクリームなど刺激の少ないタイプを選びましょう。
さらに、メイクの濃淡は関係なく、毛穴悩みにアプローチする成分が入っていることも大切です。
アーチチョーク葉エキスやクレイなどがオススメの成分です。

長期的な改善のためには保湿!

いちご鼻で皮脂が過剰であっても、保湿は大切です。
特に、いちご鼻対策として、角栓を除去した後の保湿は重要です。
保湿をおろそかにするとバリア機能やターンオーバーが正常化されず、いくら角栓を取っても、いちご鼻を繰り返します。
化粧水だけでなく、美容液や保湿クリームなども使って油分を補うようにしましょう。

まとめ

ナールスエイジングケアアカデミーの「いちご鼻の原因と正しい治し方。噂の改善対策を検証する!」の記事を参考にして、いちご鼻の原因やスキンケアケアポイントをご紹介しました。
この記事を参考に、いちご鼻を予防するとともに、目立たなくするための正しいスキンケアを実践していただければ幸いです。

Related Post

生活習慣とスキンケアでお肌のターンオーバーを正常化!生活習慣とスキンケアでお肌のターンオーバーを正常化!

健やかでエイジレスな美肌を育むためには、お肌のターンオーバーの機能はとても重要です。 今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の「お肌のターンオーバーの改善と正常化は促進だけではNG!」を参考に、ターンオーバーの仕組み、正常に保つための対策をご紹介します。 「ターンオーバーとは何か詳しく知りたい」 「ターンオーバーは何をしたら改善できるのか」 など、気になる方はぜひご覧ください。 ターンオーバーとは? お肌のターンオーバーとは、表皮部分の「新陳代謝」のことです。ターンオーバーが正常なお肌は、キメが整っていてハリツヤがあります。 ターンオーバーの周期は、個人差があり、年齢によっても違います。年齢とともに遅くなるため、傷の治りが遅くなったり、シミができやすくなったりします。 また、ターンオーバーの速度は「表皮」内でも層ごとに異なり、身体の部分によっても違ってきます。 ターンオーバーは遅すぎても早すぎても肌トラブルのもととなるため、無理に促進させるのはよいことではなく、正常に保つことが大切です。 ターンオーバーが早すぎるお肌は、傷つきやすく肌荒れしやすいため、毛穴の黒ずみやニキビ、敏感肌などを引き起こします。一方、ターンオーバーが遅すぎるお肌は、老廃物が肌の表面に溜まったままになるため、シミやくすみの原因になります。 ターンオーバーの正常化のために意識すること ターンオーバーの乱れの原因は、加齢による新陳代謝の低下以外にも、紫外線、誤った洗顔やクレンジング、ストレス、バランスの悪い食生活、喫煙などがあり、ターンオーバーの正常化には、ターンオーバーを整える生活とスキンケアが重要な要素であることがわかります。 ターンオーバーを整える生活には、特に次の3つが重要になります。 ・バランスのよい食生活 たんぱく質、炭水化物、脂質をバランスよく摂るのに加え、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB2、B6などを豊富に含む食品を積極的に摂取しましょう。 ・十分な質の高い睡眠 活性酸素を取り除くメラトニンは真夜中に分泌のピークを迎えるため、この時間帯に眠っていれば、ターンオーバーの正常化をサポートしてくれます。 ・適度な運動 ストレッチやウォーキングなど自分ができる範囲で行いましょう。 ターンオーバーを整えるスキンケアは、次の3つが重要になります。 ・清潔を保つ正しい洗顔・クレンジング 強い刺激を避け、汗やほこり、酸化した皮脂、メイクをしっかりと落としましょう。 ・保湿 基礎化粧品それぞれの役割を理解し使い分け、高保湿成分配合のエイジングケア化粧品も上手に使い、乾燥のないお肌を保ちましょう。 ・紫外線対策 日焼け止めはもちろん、衣服や日傘、サングラスなどを利用して紫外線対策を行い、アフターケアもしっかり行いましょう。 まとめ ターンオーバーの仕組み、正常に保つための対策をご紹介しました。 ターンオーバーは、早すぎても遅すぎても肌トラブルを招くため、正常化が大切です。

肌のくすみが気になる方必見!対策できるおすすめ化粧水の特徴とは肌のくすみが気になる方必見!対策できるおすすめ化粧水の特徴とは

最近、お肌がくすんで見えたりしていませんか? お肌がくすむと、実年齢よりも老けて見えたり、疲れて見えることが多いです。 鏡で自分の顔を見た時に、透明感がない、若々しくない肌を見ると気分もげんなりしますよね。 そもそも、お肌がくすんでしまう原因はいくつかあります。 化粧水などで対策できるものは、 ・乾燥 ・メラニンの蓄積 ・毛穴のよごれ ・ターンオーバーの乱れ によるくすみです。 ターンオーバーを整えてあげること、保湿をしっかりしてあげることが大切です。 そこで、くすみ対策におすすめなのが化粧水。今回はくすみ対策の化粧水の特徴についてお話していきます。 刺激性のある成分を避ける 自分の肌質に合わないくすみ対策の化粧水はくすみ以外にもお肌に悪影響を及ぼすので、おすすめできません。 特に、エイジングケア世代さんの中でも乾燥肌、混合肌、インナードライ肌、乾燥性敏感肌、敏感肌の方は、刺激のある成分は注意です。 例えば、 ・アルコール ・AHA(フルーツ酸) ・PG ・DPG などの刺激性のある成分には要注意です。 くすみケアの化粧水を選ぶ際は、必ず全成分表示をチェックして刺激性のある成分は避けましょう。 高保湿成分を選ぶ はじめに、くすみの原因の1つとして「乾燥」をあげました。ターンオーバーの乱れも乾燥と関係があります。だから、保湿は本当に大切なんです。 ただ、スキンケア用品を塗るだけでいいというわけではなく、刺激のある成分と同様、しっかりと成分を確認する必要があります。 ・グリセリン ・BG(ブチレングリコール) ・アミノ酸 ・プロテオグリカン ・ヒアルロン酸